ヨガナビ > チャクラとマントラ > マントラとチャンティングのすすめ

マントラの重要性

マントラを唱える…と言うと、なんとなく宗教的なイメージを受けて、ちょっと引いてしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、マントラは仏教で言うお経や念仏とはちょっと位置付けが異なる事は、先のエントリーである「マントラ紹介」でもお話した通りです。

すべての生命体には波動があり、音のバイブレーションを実際に発することで、その波動に共鳴し、全身に波動をめぐらせて、チャクラの働きを活性化させることが出来ます。たとえば、チャクラそれぞれに対応するマントラがありますが、実際に音の響きを共鳴させることで、そこに新たなエネルギーが生まれる事になるのです。 マントラとは静寂、平和、安定、浄化などのバイブレーションを、マントラを発する事で体感出来る、インド古来から伝わる叡智なのです。 マントラをはじめ、ヨガに関する言葉はすべてサンスクリット語であらわされています。サンスクリット語の意味を知る事も大切な事ですが、実際に音としてそれらを発声すること、自分の身体に音のバイブレーションを響きわたらせる事を体感するためには、必ずしも意味を知る必要はないのです。むしろ頭を空っぽにして、何度もマントラを復唱して行くことで、エネルギーが活性化されるのを実感出来るかもしれません。

チャンティングとは?

チャンティングとは、マントラにメロディーをつけて歌うようにしたり、神々への賛歌を歌う事を言います。ガヤトリーマントラをはじめとした、インドで古来から伝わるマントラの数々は、さまざまなメロディーラインに乗せて歌われます。チャンティングのCDなどもかなり出ていますので、興味のある人は聞いてみるのも良いでしょう。実際に音を発しなくても、CDなどで音をかけて、部屋中に音のバイブレーションを響かせるのも、良い波動を生み出す方法のひとつです。 たとえば、アシュタンガヨガでは、プラクティスに入る前後に、必ずチャンティングを行います。ヨーガスートラの編集者であるパタンジャリに対する賛歌、そして練習を終えたあとの感謝のチャンティングを行います。 ヨガクラスの中で、集団で唱えるマントラやチャンティングの波動には驚かされるのではないでしょうか。音が身体に響きわたり、チャクラを刺激するのを体感出来るかもしれません。常に良い波動を取り入れ、チャクラを活性化させ、良い波動を放出して行けるようになるためにも、チャンティングを習慣付けるようにするのがおすすめです。



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