アサナの練習を開始した最初の頃は、先生の動きを見るのに一生懸命だったり、身体が硬くて四苦八苦してしまったり、深い呼吸に合わせてアサナをする事が難しくて、汗もなかなか出なかったのではないでしょうか?
練習をしていくごとに、身体は少しづつ柔らかくなっていきますし、なかなか続かなかった呼吸も、動きとともに深く吸ったり吐いたりと、リズミカルに出来るようになって行きます。
動き(アサナ)と呼吸が少し合わさってきたかな〜と実感出来る頃、汗の量と質の変化に驚く人が多いようです。ヨガの練習中にかく汗は、普段体温調整や運動後にかく汗とは、少し質が違うもののように感じた人も多いのではないでしょうか?
熱い夏や運動後に体温が上がってしまうと、身体は汗をかく事によって体温を下げて調整します。しかし、ヨガの練習でかく汗は、なんだかもう少し濃厚な感じがしますよね。
「骨から汗をかく」
などと言われる場合もあるようです。身体の表面ではなく、内臓などの深部から、老廃物が汗となって対外に排出されると言われています。
実際、この汗を実感出来る頃、にきびが増えたり、目ヤニが増えたり、便通が良くなったり…など、普段よりも老廃物の排出が増えるのを実感する人もかなり多いようです。これは、身体が毒素を排出しようと、代謝を活発にしていることによって生じる現象なのです。 瞑想法に入るためには、心身の浄化が必要なのですが、ヨガのアサナは普段の生活でたまってしまった毒素を、対外に排出する助けになる…というわけです。 この時期は一過性なものなので、それがすぎれば、身体の状態は今まで以上に快適になりますので、ご安心下さいね。
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