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ヨガの浄化法

アサナやプラーナヤーマの練習を重ね、自分の身体でその変化を体感出来るようになってくると、「浄化」にたいしての思い入れも変わってくるのではないでしょうか。 確かにヨガには強い「浄化」の作用があります。正しい方法でアサナとプラーナヤーマ、瞑想を実践していけば、身体の中にある不要なものは、体外に排出されていきます。身体と心は密接につながっているので、精神的な大きな変化も起きるでしょう。チャクラは正常化され、より活性化されて、あなたはあなたでありながら、内面的にリニューアル出来るというわけです。 アサナやプラーナヤーマは、何度もお話しているように、瞑想に入るための準備段階なのです。深い瞑想に入るためには、身体と精神の浄化はかかせません。古来からのヨガの知恵で「ナウリ」をはじめとするさまざまな浄化法が紹介されています。

ナウリ

両足を軽く曲げて立ち、前かがみになって両手で膝の上あたりを掴んだ態勢で、腹直筋や斜腹筋をぐるぐる左右斜めに自在に動かすようにします。ちょっとはたから見ていると曲芸のようにも見えます。 これによって、腹部に強い刺激を与え、腸内の浄化に導くのですが、普通の人にはなかなかこれは出来ません。普段は意識しても動かす事の出来ない筋肉を、ヨガの行者は自在に操ることが出来ると言われています。

ネティ

これは鼻孔の浄化に強力に役立つ浄化法です。温かめな塩水をネティポットと呼ばれる、ネティ専門の小さなポット状のものに入れて、顔を傾け、片方の鼻の穴から塩水を注ぎこみます。そのままもう片方の鼻の穴や、口から水を排出させ、鼻孔を洗浄するのです。 無理に水を吸い込んだりしない限りは、まったく痛みはなく、逆にスッキリします。アレルギーのある人、鼻がスッキリしない人はこのネティを行うとかなりイイ感じになると言われています。



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