ヨギ、ヨギニになる！
ヨガの練習者の事をヨギ・ヨギニと呼ぶのをご存知ですか？男性はヨギ、女性はヨギニと呼びます。これは、ヨガを教える先生であっても、全く初心者の練習生であっても、みんな同じなのです。 最初はアサナの練習について行くのがやっとかもしれません。呼吸法も難しいし、身体は硬くてアサナの基本形を形作るのもしんどいかもしれません。それでも、コツコツと練習を続けてみて下さい。少しずつ、少しずつ、あなたは自分の身体が柔軟になって行くのを実感出来るでしょう。 今まで出来なかった事が出来た！…というシンプルな喜びは、普段の生活で実感する事ってなかなか無いのではないでしょうか？そして、身体の柔軟性が高まっていく過程で、呼吸も前よりも深く行えるようになった自分を発見出来ると思います。 その頃には、ヨガの持つ力にすっかり夢中になっている人が多いのではないでしょうか？気付いたら、ヨギ、ヨギニとして、ヨガという存在に敬意を払いつつ、生活の中でヨガを実践するようになっているかもしれません。
内面的な平和と調和
ヨギ、ヨギニとしてヨガを真摯に練習して行くと、精神的な面での変化が起こるかもしれません。あなたの身体は確実に変化しています。それと同じように、あなたの精神も着実に変化して行くのです。
「以前よりもイライラしなくなった。」
「せっかちな性格が緩和された。」
「冷静な判断力がアップした。」
「集中力が高まった。」
こんな風に、あなたの内面世界の変化を実感出来ると思います。
ヨガを実践していく人はみんなヨギでありヨギニです。ヨガを中心にして、ヨガやヨギニは見えない糸で繋がっているかのような、不思議な親近感を感じる事もあるのでは？先生であっても、生涯練習生という姿勢は崩れません。キャリアやアサナのレベルの違いも関係ありません。それがヨギ・ヨギニの平等な「ヨガ」の世界なのです。
